泥棒は2階の窓からも侵入する。
警察庁の「住まいる防犯110番」によると、一戸建て住宅における泥棒の侵入口として最も多いのが「窓」(53.5%)です。次いで「表出入口」(21.3%)、「その他の出入口」(15.4%)となっています。(令和4年統計)
半分強が窓から侵入されており、特に1階の掃き出し窓等についてはしっかりと防犯対策をしなければなりませんが、2階についても安心できません。泥棒は雨樋(たて樋)や住宅周辺にある塀や物置等の踏み台を利用して2階によじ登るとのこと。
最近の一戸建て住宅のベランダは、前面がフェンス(柵)ではなく、室内が覗けないような隙間のない壁となっているタイプが多いと思います。この場合、一度ベランダの内側に侵入してしまえば周囲から身を隠せるため、泥棒にとっては好都合となります。
我が家の場合、雨樋(たて樋)が地面からベランダ近くまで一直線に伸びており、泥棒がよじ登ってベランダに侵入されるリスクがありました。
正直、我が家のような建売住宅の細くて薄そうな雨樋に、大人の体重に耐える強度があるのか疑問もありましたが、実際に登れたという書き込み等もあることから、念のため対策を施すことにしました。
雨樋をよじ登られるのを防ぐ商品を探してみた。
下の写真のような丸樋に使える、おすすめの忍び返しはこちら↓。
エイト 縦樋用忍び返し 60mm・76mm・90mm・113mm

丸樋の直径が60mm、76mm、90mm、113mmであれば、対応した品番があると思います。また、各寸法ごとにステンレス製、鉄地黒色、鉄地茶色、鉄地白色、鉄地グレー色のものが用意されているようです。
ステンレス製にするか、外壁の色に合わせて鉄地白色にするか迷いましたが、鉄地よりもステンレス製の方が耐久性が高そうなのと、敢えて泥棒の目に付くようにして抑止力(威嚇効果)を高めたいと考え、60mmステンレス製(品番TS6001)を購入して取り付けました。
一定の間隔をあけて2個取り付けたので、ベランダまでよじ登るのは困難になったと思います。
高いところに取り付けてあるので、普段からやたら目に付いて存在が気になる…ということは個人的にはありません。しかし、泥棒は下見に来て侵入経路を探すでしょうから、その時には目に付いて、「うわ、この家ヤバそう。」と抑止力が働くと思います。まぁ我が家は見るからに盗みに入る価値がなさそうな家ですが…。
取り付けてから4年弱経過していますが、ズレ落ちたり錆びたりすることもなく、耐久性に問題はありません。
コメント